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劉連仁控訴審の意義について

中国人強制連行弁護団事務局長  森田太三弁護士

劉連仁訴訟は、一審で戦後補償裁判では初めて国に2,000万円の支払いを認めた画期的な判決でした。戦後の13年間、北海道の山の中に隠れていた、劉さ んをなんの保護もせず放置した保護義務違反を理由としたものでしたが、この判決をきっかけに、その後、浮島丸事件、福岡強制連行事件の判決が相次ぐことに なりました。福岡判決は三井鉱山に対する損害を1人1,100万円と認めましたが、国と共同不法行為を認定しており、国の責任にまた一歩迫る画期的なもの でした。

ですから国は、この劉連仁判決を必死で高裁で覆そうとしてきています。したがって、高裁でこの判決を守り抜くことは極めて重要です。

しかし、高裁での闘いはこれに留まりません。ただ勝つだけでなく、どのように勝つかが問題です。私たちは高裁で戦前の違法行為を認めさせ、さらに4万人の 被害者全体の解決に向けて裁判所が努力するよう訴え、全面解決をめざす闘いを高裁でおこなうつもりです。第1回の弁論での裁判所の対応は、真摯に耳を傾け る姿勢が見え、今後いっそう奮闘する決意を新たにしました。今後の法廷も101号法廷で、80人の傍聴者が入れます。裁判所の意気込みを感じさせます。 100万署名の達成をはじめ法廷傍聴、支援へのご協力を心からお願い致します。(「劉連仁強制連行100万署名ニュースNO.4」より転載)

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