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李秀英さんの名誉毀損裁判とは?

南京大虐殺事件の被害者である李秀英さんは、1995年8月、日本国を被告として損害賠償の訴えを起こしました。1999年9月22日、請求は棄却 されたものの、李秀英さんの被害事実と南京虐殺の事実は認める判決が言い渡されました。ところが、『「南京虐殺」への大疑問』(展転社刊・松村俊夫著)と いう本で、現在日本国に対し損害賠償請求の訴えをしている李秀英さんは、実際に被害を受けた者ではない、別人であるとの記述をしています。

李秀英さんは、南京で受けた被害に続き、今回の不当な記述によって二重の被害を受け、怒り悲しみ、自己の名誉を守るため、1999年9月、松村俊夫、展転社等に対する、名誉毀損に基づく損害賠償請求の訴えを東京地方裁判所に起こしました。

この名誉毀損事件は、李秀英さんが別人かどうか、別人と信じるに足る資料を著者が有しているかという点が争点です。通常の名誉毀損事件と同様に法的判断がなされるのであれば、必ず勝利判決を得ることができる事件です。

しかし、南京虐殺事件を否定する勢力は、この裁判を南京虐殺事件を否定する裁判として大きく位置づけています。「自由主義史観」グループの代表的存在であ る藤岡信勝氏は、この裁判につき、99年11月8日付産経新聞の「正論」で、「この裁判は法廷の場で南京虐殺の存否を初めて本格的に争う絶好の機会となる であろう。」と述べています。

このような情勢の中で、本裁判が日本軍の残虐行為の代表的事例である南京大虐殺をめぐる事件として国際的に注目を受けることは必至です。第二の教科書裁判 とも言うべき裁判です。本裁判は、李秀英さんに対する二重の加害から彼女を守るとともに、歴史事実の正当な認識を多くの人々の間に広げる重要な意義があり ます。

私たちは、李秀英名誉毀損裁判を支援し、歴史事実たる南京虐殺事件の被害者である李秀英さんの名誉を守るために、ここに「南京虐殺の否定を許さず、李秀英名誉毀損裁判を支援する会」(略称「李秀英さんを支援する会」)を結成します。

そして、李秀英さんを支援する会に、歴史認識につき関心のある広範な人々のご参加を呼びかけます。また、平和と民主主義そして人権、とりわけ女性の人権を擁護する立場で活動されている広範な団体のご参加を呼びかけます。

【よびかけ人】(2000年3月3日現在)(五十音順)
荒井信一(日本の戦争責任資料センター理事長) 石山久男(歴史教育者協議会事務局長) 井上久士(駿河台大学) 及川信夫(李秀英裁判弁護団副団長)大 谷猛夫(公立中学校教師)小野寺利孝(李秀英裁判弁護団副団長) 尾山宏(李秀英裁判弁護団団長) 笠原十九司(都留文科大学) 神谷咸吉郎(李秀英裁判 弁護団副団長) 川田文子(作家) 越田稜(アジア民衆法廷) 小谷汪之(歴史学研究会委員長) 高嶋伸欣(琉球大学) 滝尾紀子(歴史教育者協議会)  田中宏(ノーモア南京の会、一橋大学) 俵義文(子どもと教科書全国ネット21事務局長) 西野瑠美子(ルポライター) 兵頭進(李秀英裁判弁護団) 藤 原彰(歴史研究者) 本多勝一(ジャーナリスト) 前田朗(東京造形大学) 前田美那子(杉並市民共育の会) 松井やより(ジャーナリスト) 松尾章一 (中国人戦争被害者の要求を支える会常任運営委員長、法政大学) 矢口仁也(ABC企画委員会) 山田勝彦(中国人戦争被害者の要求を支える会事務局長)  吉田裕(一橋大学) 渡辺春巳(李秀英裁判弁護団事務局長)

(仮)南京虐殺の否定を許さず、李秀英名誉毀損裁判を支援する会
連絡先:東京都新宿区愛住町19-16富士ビル・都民中央法律事務所 FAX03-3355-3356

よびかけ
李秀英南京虐殺名誉毀損事件(仮称)弁護団
子どもと教科書全国ネット21
歴史の事実を視つめる会
中国人戦争被害者の要求を支える会

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