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旧日本軍遺棄毒ガス・敦化事件訴訟が新たに提訴

1月17日、旧日本軍遺棄毒ガス・敦化事件訴訟が新たに提訴しました。
「毒ガス」裁判で提訴されるのは、日本で4件目となります。

第一回弁論日などが決まりましたら、また追ってお知らせします。

■敦化事件とは?
2004年7月23日、中国東北部・吉林省敦化蓮花泡の小川にあった遺棄毒ガス砲弾を被害者の一人である少年が拾い上げたところ腐食した穴から毒ガス液がもれ,少年2人が被毒,負傷しました。

■被害の実態は?
健康被害として、皮膚のただれ、びらん箇所のかゆみ・痛み、視力の低下、呼吸器障害、体力の低下,集中力の低下等です。その他にも、不登校、いじめ、差別など、被害者の少年たちは人生の困難にさらされており,家族も不安を抱えています。

■被害者が求めているのは?
医療支援を柱とした毒ガス被害者全体についての救済制度です。

■今回訴訟に踏み切った理由は?
毒ガスの被害は進行性であり、特にこれから大人になる被害者に必要なのは今後の成長を助ける医療支援、生活支援です。そのため被害者らは、事故発生直後から、すでに提訴した遺棄毒ガス被害事件であるチチハル事件の被害者らとともに,日本政府に対して一時金ではなく恒久的な医療ケアや根治治療、就学援助、生活補償の制度設計を求めてきました。しかしながら、事故後3年半経過した現在においても誠意ある回答はありません。そこで、やむを得ず訴訟提起に至りました。

■今回、誰にどのような請求を?
日本国政府に対して、一人当たり3300万円の損害賠償(2名で総額6600万円)を請求します(国家賠償請求訴訟)。
  
■被害者プロフィール
周桐(じょう・とんぐ)男,当時満12才,現在15才 1992年5月28日生まれ
事故当時,小川の土手に刺さっていた砲弾を拾い小枝でいじくっていたところ,砲弾の腐食した穴から毒ガス液が漏れ被毒。被毒後,学校で差別に会い,また勉強について行けなくなり中学校を退学した。現在も咳き込むなどの症状に苦しんでいる。

劉浩(りう・はお)男,当時満8才,現在11才 1996年2月25日生まれ
周桐と一緒に小川で遊んでいたところ,隣にいた周桐の持っていた小枝についた毒ガス液により被毒。被毒後,学校で差別に会い,小学校を1学年留年する。今も風邪を引きやすく,視力の低下を訴える。

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