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控訴審 いよいよ判決へ!

遺棄毒ガス・砲弾訴訟は、控訴審で審理が続いていた1次,2次訴訟とも結審を迎え、提訴以来10年にわたる事実審理が終結しました。

控訴審では、国が1次訴訟一審での画期的な原告全面勝訴判決を受けて、組織的な毒ガスの遺棄行為を否定し、さらに本件各事故の原因になった毒ガスや砲弾は 日本軍以外の軍隊のものであるなどと積極的な事実主張を始めたため、私たちは、国の主張に対する全面的な反論・反証を行ってきました。

国による組織的な遺棄行為については,実際に毒ガスを遺棄してきた2名の元軍人・軍属の方に法廷で生々しい実態を証言してもらい、毒ガス研究の第一人者で ある中央大学吉見義明教授からは、資料により判明した毒ガスの遺棄・隠蔽の実態や日本軍以外の毒ガス弾の可能性などあり得ないことなどについての証言を得 ることができました。また、これまでなかなか資料のなかった毒ガス被害者の進行性・遅発性被害についての究明も深め、昨年は、日中の医師が共同して、 2003年チチハル毒ガス事故の被害者らとともに集団検診を行い、その結果を医師の意見書として提出し、併せて海外の医学文献も多数翻訳して証拠として提 出しました。

結審弁論に際しては、李臣さん、仲江さん、張岩さんの各被害者が来日して法廷に立ち、それぞれ、毒ガス事故により自分と家族の生活が破壊されたこと、毒ガス事故から今日に至るまでの苦労を切々と訴え、これを頷きながら熱心に聞いている裁判官の姿も見られました。
2次の判決日は、3月13日15:00に言い渡されることになりました。(1次の判決日は「追って指定」です。)

判決の際には原告の張岩さんが来日する予定です。夕刻には、飯田橋のしごとセンターで、判決報告集会も予定しています。是非、この判決に注目してください。(弁護士 藤沢 整)

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