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山形訴訟報告

2004年12月山形地裁に提訴して、本年2月14日に現場(酒田港)検証が実現しました。現場の強制労働の実態を裁判所にリアルに伝えるのは山形弁護団独自の闘いと位置づけて実現を目指しました。


昨年現場検証を申請し、裁判所との進行協議を重ね、その都度「極寒の日本海で強制労働を見て欲しい」と訴えました。 裁判所は「冬の厳しさは分かってます。何か現場に当時のもので検証するものがありますか」と消極的でありました。

しかしねばり強く極寒の現場を体感することは必要で、検証しない特別な理由がありますかと要請しました。そして決め手は「原告を中国から呼んで説明させます、そして必ず必要となる原告尋問を兼ねてもいい」と訴えた結果、実現しました。

被告国は2度も絶対反対の準備書面を提出してます。昨年12月現場検証の打合せを兼ねて弁護団6名が訪中し準備をしました。

特に裁判官に体感させることでした。現場検証日には、まず当時の服装の準備し運搬した「モッコ」を再現、50キロの石炭も準備しました(実際は石)。そして運んだ貨車の代わり「トラック」を準備し、原告に実際に貨車までモッコで運搬させました。その際、加藤弁護団長が、右陪席の裁判官に「モッコ」を担がせ、よろめく様子を実現、70名の傍聴者(テレビも含めたマスコミも多数)から「おー」との感嘆の声がありました。続けて雑穀で饅頭を作成したものを裁判官に食べて頂きました。

すべて裁判官に体感させることを重視し、成功したと実感してます。厳しい判決が続いています。私達は、大切なこと「事実だ」と重視し、裁判官をして勝たせなくは不正義と思わせることに徹するしかないと確信してます。それが現場検証に加え、今後の課題でもあります。
(弁護団事務局長 外塚 功)

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