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証人尋問報告

第一次毒ガス裁判東京高裁控訴審で松花江紅旗09号事件原告の劉起振さん、牡丹江市光華街事件原告孫文斗さんの証人尋問が4月24日に行われました。藤沢整弁護士と田島浩弁護士の尋問にお二人から毒ガス弾と毒ガス缶の形状や重さが具体的に明らかにされました。そして毒ガスの被害にあったことを隠して、見合い結婚をしたが、慶祝抗日戦争勝利50周年を迎えたときにマスコミの取材があったことで妻と子どもにばれてしまったと、お二人とも共通した話がありました。孫さんの息子孫永剛さんの手紙が読み上げられたときは、孫さんは大きな身体を震わせ泣きだしてしまいました。傍聴席からは見えませんでしたが、国側の若い代理人も泣いていたそうです。

「ある友人は、父が芥子気(編集部注:マスタードガスの事)の被害者なのだから君にも同じ毒があるだろうと言い、他の同級生にも私と一緒に遊んではいけないと言いました。以来私は子どもたちの中で孤立し、誰も私と遊ぼうとはしませんでした。学校の運動場で、私は何回も一緒に遊ぼうと近づきましたが、私が近づくのを知ると皆一斉に別の所に行ってしまいました。私はただ仕方なく呆然として友人たちの楽しさに孤独を味わいました。私は本当に心から怒り憎みました。どうして?どうして私は彼らと一緒に遊べないのか?私が一体どんな罪を犯したと言うのでしょう?どうして他人に白眼視され蔑視されなければならないのでしょう?どうして私がこんな家に生まれたのでしょうか?毎回あのときの事を思い出すと地の中に身を隠せないのがとても残念にさえ思いました」。そして息子さんは軍隊に入隊しました。「軍隊でもう一年以上になりました。私は今この新しい世界で考えを改めました。今は多くの戦友たちと笑ったり話をしたりしていますが私は父のこの処置にとても感謝しています。私は苦悩の多い経歴から、心の底から中日両国が永遠に戦争をせず、平和を守り何時までも中日が友好していくことを願っています」。

 証人尋問後、結審が11月22日と決まりました。第二次裁判控訴審の結審は11月30日と既に決まっております。チチハル毒ガス事件も8月4日に3年目となり支援団体としての正念場を迎えました。皆さんのご支援をよろしくお願いします。
(毒ガス・サポートする会 長谷川 順一)

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