Home > 東京 > | 731部隊・南京大虐殺・無差別爆撃訴訟 > 731・南京虐殺・無差別爆撃事件高裁判決に原告をむかえて

731・南京虐殺・無差別爆撃事件高裁判決に原告をむかえて

P4190029.jpg

(2005年)4月19日の731・南京虐殺・無差別爆撃事件の高裁判決に立ち会うため、731部隊事件の被害者の家族、敬蘭芝さんと二人の娘さ ん、南京虐殺事件の被害者・李秀英さんの娘さん陸琪さんが17日に来日されました。敬蘭芝さんは車椅子で、娘さんの介護での来日でした。数年前にハルピン でお会いした時には、とても元気でおられました。李秀英さんは昨年(2004年)12月に他界されています。そんなことを思うと、長い月日の経過に、さら に長い裁判の経過に歯ぎしりしたくなる思いです。 17日に来日された時、敬さんは「最後までがんばる、私が死んだら娘がこれを継承する、代々勝利までこれを引き継ぐ」と言われていました。陸さんも「母に 勝利判決を聞かせたかった」と語っておられました。翌18日の集会では、731部隊で兵士をされていた篠塚良雄さんもお見えになり、敬さんの娘さん郭曼麗 さんと対面し、郭さんから「篠塚さんの勇気にお礼を言いたい。証言してくださってありがとう」との言葉がありました。

P4190164.jpg

19日の判決は、今の状況を見ない類のない最悪のものでした。一審で認めた原告の被害事実には全く触れず、形式的な法律論だけで結論を出すというも のでした。今、中国の人たちが何に怒って「反日デモ」を繰り返しているかをまったく認識できない最低最悪の判決だと思います。今、日本と中国の人々が未来 に向かって和解をし、友好関係を築いていくためにしなければならないことは「やってしまった」悪いことにきちんとケリをつけていくことです。「反日デモの 被害についての謝罪と補償を要求する」ことと同時に、日本の軍国主義の軍隊が起こした被害について、きちんと謝罪と補償をすべきです。731部隊の極悪非 道な仕業、南京大虐殺の非情さ、これらは日本の侵略戦争の象徴的な事件です。「謝罪と賠償」は「二度としない」という未来に向かった「証し」でもあると思 います。日本政府は、これらの事実を認め(多くの戦後補償裁判では、事実を認定しています)すみやかに謝罪と補償を行うべきです。

敬蘭芝さん、李秀英さんのご家族ともまだまだ交流を続けなければならない状況になっています。(支える会事務局長・大谷猛夫)

Home > 東京 > | 731部隊・南京大虐殺・無差別爆撃訴訟 > 731・南京虐殺・無差別爆撃事件高裁判決に原告をむかえて

検索
解決へ向けた取り組み
おすすめ書籍

Return to page top