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王さん親子からお礼の手紙

尊敬する相原久美子議員、24人の衆参議員の皆様

はじめに、平頂山事件の生存者として、皆様に心からの感謝を申し上げます。皆様の誠意と無私のご支援に感謝申し上げます。

こ のたび皆様が平頂山を訪れてくださったことに、私は深く感銘いたしました。夜遅く来訪され、朝早く帰国されるという旅の疲れがありましたでしょう。それに もかかわらず、苦労をいとわず私たちのために正義を広め、公正な道理を求めるという皆様の精神は私を深く感動させました。

幸存者として皆様に深く深くお礼を申し上げます。 ありがとうございます。

平頂山事件は消し去ることのできない歴史の事実であり、日本軍国主義が中国で犯した人間性を喪失した罪業です。彼らは、まったく武器を持たない一般の人々 を虐殺して何らはばかるところがありません。彼らは完璧な死刑執行人です。今、その時のことを思い起こすと胸がどきどきして恐怖が収まりません。胸の内は 憎しみと恨みでいっぱいになります。 彼らは私の家族全員を殺しました。この憎しみと恨みは私の胸の奥深いところにあるのです。

すでに77年が過ぎました。私は、日本政府に公正な道理を求めます。 亡くなった同胞に対して罪を償うことを求めます。謝罪することを求めます。

私に起こったこのような歴史を民族の恨みにしてはなりません。家族の仇を次の世代に引き継いではなりません。最低限度の人間性の表れとして、被害者に対して謝罪すべきではありませんか。被害者たちの霊を慰めるべきではありませんか。

 

尊敬する24人の議員の皆様

私は、張英夫と申します。王質梅の息子です。

今回、平頂山に来られた相原久美子議員の真実の涙を目の当たりにし、議員の方々のお詫びの意を表す手紙も読みました。大変感銘を受け感動しました。

私は、小さい時から平頂山事件について、いつも母から話を聞いていました。そして、私の幼い心の中に激しい憎しみが深く埋め込まれていきました。日本人を非常に憎みました。彼らは私の家族を殺したのですから。 心の中には復讐の気持がありました。

その後、歳をとるにつれて、また、中国政府による友好教育により、恨みは少し薄れていきました。戦争がいかに残酷かということも知りました。

日本軍国主義者たちが犯した罪業、私たちの故郷を占領し同胞を殺害した平頂山事件、残忍な三光作戦を行なったこと、中華民族に甚大な被害をもたらしたことを知りました。

現在、日本政府は、口では日中友好を何度も言っています。それなのに、なぜ彼らはこの歴史の事実を認める勇気がないのでしょうか。指導者に人間性はあるのでしょうか。

昨年、私と母は、国際シンポジウムに参加するために東京に行きました。 そして、たくさんの日本の方々に会い、友好の気持を感じ取りました。とりわけ平頂 山事件の罪状を問いただす弁護団は十数年にわたって正義を広めるために苦労を重ねて来ました。弁護団の方々の誠意や私心のなさに私は深く感動しました。

侵略した国の国民として、被害を与えた国の被害者のために正義を広める苦労をいとわないその精神は崇高なものです。良識ある人々が示す模範です。その行為は、私達の心を慰めてくれました。幸存者の子どもとして深く感謝いたします。

 

尊敬する議員の皆様

私は、東京に滞在している間、多くの日本の方々とマスコミが平頂山事件に関心を持ち共感を寄せる様子を見ました。そして、人々の涙に心を打たれました。

日本人は友好的です。そして、平和であることは幸せであると思いました。中日両国民は友好的に付き合うことが出来ると思いました。

心を込めて大きな声で言います。 平和友好万歳!

尊敬する議員の皆様、日本政府が、一日も早く、幸存者が提出した三項目の要求に同意するように、連帯して要請して行きましょう!

2009年5月10日
王  質梅
張  英夫

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