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長野訴訟・判決報告集会(東京)

 

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 判決言い渡しの直後、東京高裁の門前で集会をもちました。判決要旨を受けとった長野弁護団の村上弁護士から簡単な判決内容の紹介がありました。控訴は棄却されたけれど、前進した部分もある、というお話しでした。蒼さんはお父さんの遺影を掲げ、「まだ裁判する権利は私にある」と、さらに闘う決意が表明されました。
 引き続き、虎ノ門の集会室に移り、毛利・村上弁護士から判決内容の詳しい紹介がありました。一審でも認めた国と企業の共同不法行為はそのまま認定しました。また、一審より前にすすんでいる内容もあるということの例があげられました。①企業の安全配慮義務違反を認定している。②企業は賃金を支払ったと言っているが、その証拠はない、つまり賃金は支払っていない、というのです。しかし、これらの責任はあるが、日中共同声明で中国人の戦争被害の請求権は放棄されているので、裁判で請求する権利はなくなっている、というのが判決の骨子です。しかし、判決文の中に「自発的な対応の余地」がある、という文言もはいり、国と企業にこの問題の解決を促した。原告敗訴の判決ではあるけれど、自主的な解決への足がかりを築いたというものです。
 続いて、原告の蒼燕紅さんがあいさつにたちました。「この判決は想定された内容です。他の判決より前進したかと思いましたが……。父親の無念をはらしたいと思います。父は戦争の犠牲になっただけでなく、企業の犠牲にもなりました。父はあの世でもあきらめられないと思います。これからもあらゆる機会を通して、正義公正を取り戻したいと思います。父の尊厳のために闘います」と。大きな拍手を受けました。長野訴訟の弁護団長・富森啓児さんからは「総選挙、政権交代があり、それは今回の判決には反映された形跡はないが、日本の歴史は確実に動いている。新しい展望が開けている」と力強いあいさつがありました。長野松本からみえた小島さんは「この判決は通過点にすぎない。日中の歴史認識を変えていく闘いがある。これからも引き続き裁判をがんばっていきたい」とされました。

 

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