Home > 京都・大阪 > | 京都大江山訴訟 > 日本冶金との和解成立

日本冶金との和解成立

昨年(2003年)末に大阪高裁裁判長から和解勧告がされ、弁護団は和解協議に応じた体制を組みました。私たち支える会京都支部はこれを受けて、一日も早 い和解の成立が望ましいため、「団体署名」を始めることとし、4月に取り組みを始めました。団体署名は2種類、一つが高裁宛、もう一つが日本冶金宛のもの をつくりました。全国各地の支援をいただき、和解成立までに500を越える団体から寄せられたものを日本冶金に提出し、「和解のテーブルについて誠実に対 応するよう」要請しました。

和解の法廷は9月29日午後1時半に開かれ、裁判長が「和解条項全文」と「和解条項」を読み上げ、「双方これで意義ありませんか」と確認し、和解が成立 し、日本冶金側から解決金が小切手で交付されて終了しました。続いて司法記者クラブでの記者会見となり、弁護団全員が揃ったところで畑中団長が挨拶をし、 小林弁護士が大江山事件弁護団声明を、小野寺弁護士が強制連行全国弁護団声明を、劉煥新さんが中国強制連行被害者連誼会声明を読み上げました。中国弁護士 康健さんからは短い官舎の挨拶があり、その後記者からの質問が続きました。

大江山の地・加悦町へ和解説明会

支部は現地フィールドワークを兼ねて、10月30・31日に19人で宮津から加悦町へ行き、連合軍捕虜の収容所跡、朝鮮人宿舎跡、朝鮮人慰安所跡、ニッケ ル鉱山跡、中国人収容所跡、供養碑などをまわりました。また町は台風による水害の復旧で大変な状況のため、町長に会って今までの協力に感謝し、和解につい ての説明をしたあと、みんなで出しあった水害見舞金を贈りました。このほか、11月7日には会員の2つのグループがさらに深い調査(朝鮮人問題が未調査の ため)などのために現地入りをし学習を深めました。

支部での和解問題の報告と学習会

11月6日に教育分化センターで開いた会合は、出席者が13名と少なかったものの、畑中団長から詳細な和解に至る問題を聞き、質疑応答がありました。日本 冶金との和解についてはILOの委員会からも注目され、日本事務所に各文書を送ったとの報告がなされました。ILOは29条委員会から日本政府に対する 「強制連行問題の解決への勧告」がすでに4回も出されているにもかかわらず、日本政府は一切公表もせず握り潰している状態のなかで、今後が注目されま す。(京都支部 桐畑米蔵)

Home > 京都・大阪 > | 京都大江山訴訟 > 日本冶金との和解成立

検索
解決へ向けた取り組み
おすすめ書籍

Return to page top