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強制連行事件北海道訴訟について

北海道訴訟は、1995年6月に提訴された花岡訴訟(被告鹿島建設)を嚆矢として全国各地で提訴された中国人の強制連行損害賠償裁判としては、日本で8件目の訴訟です。

1944年から1945年にかけて、38,939名の中国人は日本に強制的に連行され、全国135箇所の炭鉱や金属鉱山、発電所、港湾などで強制労働を強 いられました。このうち、北海道は58事業所(全体の約43%)に16,282人の労働者(全体の約42%)が強制連行されてきました。戦争中、北海道は 石炭や、水銀、マンガン、鉄等の戦略物資の補給基地として位置づけられ、当初は朝鮮から労働者を強制連行して強制労働を強いてきましたが、侵略戦争の戦線 拡大により労働力はさらに不足するようになり、ついには中国人労働者を強制連行するようになったのです。

北海道は日本の最北端に位置する、大変寒いところです。厳しい気象条件のもとでの過重労働は、日本の他地域とは比較にならない程苛酷です。したがってその 死亡率は高く、川口組芦別(三井芦別炭鉱の坑道堀進)278人(46.3%全国第2位)、北炭手塩炭鉱136人(45.3%全国第3位)、地崎組大夕張 (三菱大夕張炭鉱の坑道堀進)148人(38.1%全国第8位)に及んでいます。  

1999年9月1日提訴  33名の元中国人労働者(うち5名は既に死亡)
事業所名 就労作業 連行者数 死亡者 死亡率% 訴訟原告数 被告
三井鉱山砂川鉱業所 炭鉱採炭 453 46 10.6 呂文明
他2名
国・三井
井華鉱業赤平鉱業所 炭鉱採炭 287 46 16.0 範璧
他6名
国・住友
野村鉱業置戸 鉱業所築堤工事 492 24 4.9 趙宋仁
他15名
国・熊谷
熊谷組沼倉作業所
(福島)
土木工事 1084 62 5.8 趙宋仁
他15名
国・熊谷
熊谷組平岡作業所
(長野)
土木工事 712 12 1.8 趙宋仁
他15名
国・熊谷
日本港運業会室蘭第三 港湾荷役 202 67 33.2 王端璧
他1名
国・新日鉄
地崎組東川作業所 築堤工事 338 88 26.0 任福潤 国・地崎
北炭平和鉱業所真谷地鉱 炭鉱採炭 433 61 14.1 呉徳明
北炭空知鉱業所赤間鉱 炭鉱採炭 284 42 14.8 高雲翠
鉄道工業神威出張所 炭鉱採炭 391 115 29.4 王子安
他1名

三井=三井鉱山 住友=住友石炭鉱業 熊谷=熊谷組 新日鉄=新日本製鐵 地崎=地崎工業 北炭は会社更生手続中 鉄道工業は既に消滅

2002年8月26日追加提訴  10名の元中国人労働者
事業所名 就労作業 連行者数 死亡者 死亡率% 訴訟原告数 被告
井華鉱業赤平鉱業所 炭鉱採炭 287 46 16.0 陳継鎖
他1名
国・住友
三井鉱山芦別鉱業所 炭鉱採炭 684 245 35.8 張小娃
他1名
国・三井
鉄道工業美唄 炭鉱掘進 415 90 21.7 宋君政
他1名
国・三菱
地崎 伊屯武華 炭鉱掘進 496 16 3.2 楊東雲
他1名
国・地崎
地崎 置戸 土木工事 290 楊東雲
他1名
国・地崎
地崎 大府 土木工事 480 1.0 楊東雲
他1名
国・地崎
地崎 平岸(赤平) 炭鉱掘進 580 10 1.7 楊東雲
他1名
国・地崎
北炭空知手塩 炭鉱採炭 300 136 45.3 張立尭
荒井合名落部 土木工事 286 17 5.9 劉永花
菅原組 門静 土木工事 568 18 3.2 姚義
菅原組 小樽 除雪 371 1.3 姚義
菅原組 幌内 炭鉱掘進 366 0.5 姚義

鉄道工業美唄は三菱美唄炭鉱(現三菱マテリアル)の下請

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