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原告来日続く―強制連行群馬訴訟―

 8月17日に群馬訴訟第16回口頭弁論。張智有さん(79)と原吉寿さん(77)が証言。第1回に出廷した李さん以外は60年ぶりの日本でした。日本に強制連行されたとき、少年あるいは青年であった原告たちは今や老齢期。提訴したとき18人だった仲間もすでに7人死んでしまっています。李さんと張福さんはJRが手配してくれた車椅子で群馬入りしたほどでした。今回の裁判の特徴、それは被告企業鹿島(薮塚事件)とハザマ(月夜野事件)が反対尋問のさい、申し合わせたかのごとく61年前原告たちが住んでいた中国北部農村の貧しさを無理やりに立証しようとしたことでした。鹿島は、あなたたちは穴の中に住んでいたのではないかと問い、原告を戸惑わせました。「ヤオトン」のことでした。冬暖かく夏涼しい、中国北部独特の居住様式です。ハザマは、原告が一年半の飯場生活で覚えた日本語にヒルバン(昼番)、ヨルバン(夜番)、牛、豚、鶏、魚があることを挙げ、最初の二つ以外の言葉は仕事と関係ないのになぜ覚えたのかと尋問したのでした。日本中から食物が失せつつあったとき、牛肉を食べさせてもらっていたのならニクまたはギュウニクという日本語を覚えたでしょう。牛を食べるとは言わないから。原告の家のつくりにも及びました。何で作られていたか。煉瓦です。煉瓦は焼いたものか、干乾しか。干乾しです。すると泥の家に住んでいたのですね。日本での虐待を合理化(?)しようとする、あまりもひどい尋問、中国人をはずかしめる尋問に傍聴席が騒然とし、弁護団が抗議しました。裁判に並行して政府交渉、企業交渉の大行動が必須です。今の動員力では勝てません。今回の傍聴者8月75人、10月70人。定席51。支援する会員の数いまだに600人。
      (群馬支部 山田和夫)

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