Home > 強制連行訴訟 > | 群馬 > | 群馬訴訟 > 群馬訴訟

群馬訴訟

5月31日、群馬訴訟第19回口頭弁論。午前は中国から来日の康健弁護士が証言。被強制連行中国人が提訴に至るまでの数十年の苦難について次のように詳細に陳述しました。「被害者たちは強制労働を受けた企業の名、所在すら当初は不明、これらが明記された『華人労務者就労顛末報告書』は日本政府が隠蔽していた。また中国では長らく海外で訴訟を起こす自由はなかった。このような状況のなかで原告に除斥期間を適用することは不当である」。

午後は立命館大学法学部、松本克美教授の証言。民法には、事件から20年を経過すると自動的に提訴の権利は消滅するとなっているが、これは除斥期間でなく時効ととらえるべきで、時効は事件の悪質性や戦争犯罪の場合は援用すべきでない、と明快に述べました。

このとき被告代理人より法廷のルールを無視した横暴な質問が執拗になされ、裁判長より注意を受けました。質問は、「原告は帰国の際、賃金は国が供託したという証明書をもらっている。実際にはいまだに支払われていないにせよ被告側に支払う意思があったという証拠ではないか」というものでした。

この日、被告側が反対し続けてきた現場検証の実施が決まり(11月1日)、結審は1月31日に決定しました。この日の傍聴者は74人でした。

7月23日、「県民の会」第五回総会が開かれ、06年度の運動方針と予算が決まり、新役員が選出されました。第2部の記念講演は、南典男弁護士の「戦争責任とは何か」。「とてもよかった。これで戦後補償裁判に関するモヤモヤがすっかりとれてしまった」と一聴衆の感想もありました。(群馬支部 山田 和夫)

Home > 強制連行訴訟 > | 群馬 > | 群馬訴訟 > 群馬訴訟

検索
解決へ向けた取り組み
おすすめ書籍

Return to page top