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空気を読む ~民主党政権下での私たちの運動~

  • Posted by: 中国人戦争被害者の要求を支える会事務局
  • 2009年11月 9日 15:00
  • 風を読む

 新しい民主党政権ができました。私たちの戦後補償問題のとりくみにとってはどうでしようか。編集部では、弁護士の南典男さんに聞きました。南さんからのお話の概要です。

 長い自民党政権との違いはたしかにあります。鳩山首相は、アジア重視、東アジア共同体構想、中国・韓国との信頼関係の構築を唱えて、村山談話を踏襲し、歴史認識に関し「積極的に」「言葉より行動」する旨表明しています。これまでになかった日本政府の姿勢です。また、民主党などの中には、私たち国民が働きかけていくなかで、戦後補償問題に主体的にとりくむ議員が多数当選しています。当然これは戦後補償問題の解決にとって有利な条件となります。しかし、信頼関係の構築の具体的な課題として、戦後補償問題がとりあげられているわけではありません。
 そもそも日本と中国が信頼関係を構築していくには、経済関係や、単に交流をふやす、ということだけではありません。日本国民のなかにある嫌中感情・中国国民のなかのある反日感情という「相手を嫌い」という感情の対立があります。根本には、戦争のときの被害が克服されていない、ということがあります。この問題の解決なくしては、真の信頼関係は構築できないと思います。
 お互いのことをわかりあう友だちのようになっていけば良いと思います。
 戦後補償問題を具体的な課題として民主党政権にとりくませるためには、国民の支持と理解が決定的です。それぞれの地方で、それぞれの運動の中で、政府・与党議員などに声をあげていくことが必要になっています。新しく議員になった民主党若手議員のなかには、戦後補償問題について詳しくない方がたくさんいます。これらの議員の皆さんにも大きくはたらきかけていく必要があると思います。

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